築年数が30年程度の鉄筋コンクリート造の物件で色々と問題があった入居者が退去しました。ペット飼育不可にも関わらずペットを飼って壁に傷をつけてしまっていたり、タバコのヤニも酷く、原状回復と破汚損した水廻り設備を改修工事すると80万円ほどかかる状態になっていました。
オーナー様とご相談の上、原状回復するだけでもこのような額になるのであれば、いっそのこと思い切ってフルリフォームを行うことになりました。
旧間取りや水廻りの状況では家賃は相場的に見て55,000円程度が限界でした。
今回のフルリフォームで室内の老朽化していた部分を全て直したので、今後退去があったとしても、しばらくは壁紙の貼り替え程度で費用負担も少なくなります。
また、内装前であれば55,000円程度の家賃設定でしたが、65,000円の+1万円で貸すことが出来ました。
オーナー曰く、この物件を次世代に渡すにはお金をかけてメンテナンスをしなければ、いざ渡す時になったら二束三文の価値にしかならないので、今後も多少費用をかけてでも家賃収入の維持と良質な入居者を入れたいとのことでした。