この物件は1990年代に賃貸アパートメーカーが建売して大量に販売した物件の1つで、このシリーズは全てロフト付きの1ルーム物件。名前も○○○ハイツⅠやⅡといった比較の対象にされやすい状況でした。
また、お客様より「○○○マンションはどの物件も家賃は2万円ぐらいでしょ?少し高いから値下げしてほしい!」と言われるほど家賃が安いというイメージが先行していました。
この物件自体の入居率は90%以上でしたが、残り1件がどうしても決まらず空室対策を行う事になりました。結果、対策は成功し現在は満室稼働が続いています。
昨今、ロフトは避けられる傾向にあります。その避けられる一番の理由は、頼りないハシゴのせいもありました。
ハシゴを取外しシッカリした階段にして差し色を入れることにより一気に機能的で印象的な部屋となりました。
また、ほとんどの人が使わない小さな冷蔵庫は撤去し調味料入れに。押入れに冷蔵庫を設置できるように工夫しました。
○○ハイツ白石Ⅱというシリーズ物件独特の名前を変更しイメージを全く違う名前に変更。
これにより上記のような比較が簡単に出来ないようにしました。
空室対策事例3.ガス低料金大作戦と似ているようですが、この物件もLPガス暖房が不人気になる大きな理由でした。
そこで、ガス会社様にご協力をいただきガス料金定額設定にしていただきました。