この物件は旧所有者A様が売却を考えておりましたが、6部屋中3部屋しか入居しておらず買い手が付かない状況でした。そこで、当社が3ヵ月で満室にする改善プラン(室内リフォームに共用部リフォーム、募集条件変更)を作成し買主B様(現在の所有者様)にご提案したところ大変興味を持ってご購入いただき、弊社にて管理する事になりました。
結果、管理引受後に計画通り3ヵ月で満室となり、その後、退去があっても1ヵ月程度で部屋が決まる優秀な物件となりました。
このアパートは1階部分が車庫で2・3階が住居部分の札幌ではよく見かけるタイプの木造アパートです。1階には窓が奥側にしかなく日中は共用部の照明が点灯しないことから、建物入口を入ると“暗い”というイメージがありました。
そこで、暗い状況はそのままにわざと暗さを生かし、壁側をスポットライトで照らして“魅せる”工夫を施しました。また、共用部が写真映えするようになったことで、仲介業者様が熱心に物件情報をインターネットにアップしていただいたようで、リフォーム後は内覧率も大幅に向上しました。
当物件は脱衣所が非常に狭く、四角い洗濯機を置くと浴室に入るのが困難という問題を抱えていました。
その為、見栄えは悪くなりますが洗濯機設置の位置を脱衣所からキッチン横へ変更し使い勝手を優先しました。
○○アパートⅠ、Ⅱと建売のマンションアパートが隣同士にある物件で、それぞれ所有者が別でした。一緒であったため、Ⅰは家賃が5万円でⅡは4万7,000円とお互い対抗するために家賃の値下げ合戦をしていました。
そのため、値下げ合戦を回避して差別化を図るため、マンション名を全く違う名前に変更しました。結果として共用部、室内のリフォームの結果もあり隣の棟よりも家賃を4,000円程度アップする事が出来ました。